関口存男の生涯と業績 1959年としては状態いいです

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

荒木茂雄 他 、三修社

1959年に出版されたものですが、経年劣化はありますが、状態は時代を考えると良好です。函の背の最上部が空間が僅かにできております。古いものですので写真でご確認ください。どうぞよろしくお願いいたします。

関口存男の遺族による想い出の記録から、関口の新旧の知人や門下生らによる追悼文の間に、関口の著作(自作戯曲、自作詩、未発表随筆等)を挿入し、人としての、また学者・芸術家としての関口存男の全貌が明瞭にうつし出されるように、さらには、生前の関口を知らなかった人々にも充分に興味ある読み物となるようにと、本書は編纂された。

【関口存男による著作の収録一覧】
「わたしはどういう風にして独逸語をやってきたか」
「ラ・フォンテーヌの寓話」
「ラ・フォンテーヌ翻案」
「語学をやる覚悟」
「くそ勉強について」
「語学の勉強法をあらゆる角度から」
「シラー 海に潜る若者」(訳詩)
「ハイネ 抒情挿曲序曲」(訳詩)
「創作戯曲 首相の親友」
「言語と思想〈遅読の讃〉〈ひねれ〉〈羽目に立て〉〈自己と対決せよ!〉〈言葉は腹の虫に直結す〉〈達意眼目〉」
「諷刺詩 狼と犬」
「関口先生の言葉」(『Mein Deutsch』より)
日記、書簡

---
△本当に語學を物にしようと思つたら、或種の悲壯な決心を固めなくつちやあ到底駄目ですね。まづ友達と絶交する、その次には嬶アの横つ面を張り飛ばす、その次には書斎の扉に鍵をかける。書斎の無い人は、心の扉に鍵を掛ける。その方が徹底します。
△意地は汚いほど宜しい、諦めは惡いほど結構、凝り性で、業慾で、因業で、頑瞑で、意地つ張りで、人に負けるのが大嫌ひで、野心家で、下品で、交際憎くて、可愛げがなくて、『こんな奴と同居したら嘸面白くなからう』と云つたような性格……私はそんなのを尊びます。かう云ふ一面を持たうと欲しない人は、本當に勉強はよしたが好い。殊に語學は。殊にドイツ語は。
△勿論人に好かれない事は覚悟の前でなければなりませんよ。人に好かれてどうなるものですか。人にだけは好かれない方がよろしい。そんな量見だけは決して起こす可からずです。餘計なことですからね、『人に好かれる』なんて、人に好かれるやうな暇があつたら、その暇にしなければならない事はいくらでもあります。
(関口存男「語學をやる覺悟」より)

商品の情報

カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>語学・辞書・学習参考書
商品の状態: やや傷や汚れあり

残り 1 3120円

(31 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 2024.12.27〜指定可 (明日12:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥299,000 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから